| 植物 | 
    
      | 接ぎ木 | つぎき GraftingGrafting
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        品種改良などのために、生理的に結合できる状況にある植物の切断面をつぎ合わせること。
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        支える植物を台木(だいぎ)、台木に接ぎ木する植物を接ぎ穂と呼ぶ。
        
          接ぎ穂には小枝、茎、芽などが使われる。
          芽を接ぎ穂に使う場合は芽接ぎという。
        接ぎ木は、接ぎ穂と台木のそれぞれの長所を生かすために行われることが多い。
        
          おいしい果実をつける樹木の枝や芽を、果実の味には関係のない丈夫な台木に接ぎ木する。
          種子なしオレンジや種子なしブドウなど、種子のない果物を増やすのにも利用される。
        接ぎ木は同じ品種か近縁のものでなければ成功しないことが多い。
        
          害虫や病気に対する耐性や抵抗力があるとか、矮小化(わいしょうか)する性質がある実生(みしょう)の木や挿し穂が台木に使われることが多い
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      | 関連 | 
    
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      | ■接ぎ木によって分けられたニュートンのリンゴ 小石川植物園(東京都文京区) 
  2010/7/23
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      | ■静御前の弔いのために植えられたものを接ぎ木した静桜 静御前墓所(埼玉県久喜市) 
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      | *2010.07.25 |