多羅葉
たらよう
高さ20メートルに達するモチノキ科の常緑高木。
先のとがったもので葉の下面に傷をつけると黒変して字が書けるので、経文を書くインドの多羅葉
(たらよう)
に例えたためこの名がある。
材は器具材とし、樹皮から
とりもち
をとる。
葉を茶の代用とすることもある。
寺院や庭に普通に栽培される。
この木は「葉書木
(はがき)
」と呼ばれ、音信に使われたため、今日の「ハガキ」の語源となった。
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瑠璃寺
(長野県高森町)
2010/10/27
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慈光寺
(埼玉県ときがわ町)
2005/4/9
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東光寺
(埼玉県入間市)
2008/11/20
2011.03.12
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