- インド原産とされるが、自生地は発見されていない。
- 日本に渡来した時期ははっきりしないが、平安時代には栽培の記録がある。
- 高さ50〜80cm、葉が生育するにつれて、茎の基部の塊茎がふくらんでいき、次々に枝分かれしてささくれだった形になる。
- ハジカミ(薑)と呼ぶこともある。
- 料理
- 根ショウガ(土ショウガ、ひねショウガ)と、葉付きショウガ(新ショウガ)がある。
- 薬味、紅ショウガ、「ガリ」と呼ぶ酢ショウガなどのほか、魚肉料理の臭み消し、中華料理の炒め物などに使われる。
- 根ショウガ
- 薬味には、すりおろした「おろししょうが」や、細い千切りにした「糸ショウガ」で、臭み消しなどには輪切りにして使うことが多い。
- すりおろしたショウガを容器に詰めたものも販売されている。
- 葉付きショウガ
- 関東では谷中(やなか)ショウガと呼ばれ、つけあわせによく使われる。
- 味噌をつけて食べることが多い。
- 効果
- 胃液の分泌をよくして消化作用を高め、血液の循環もよくする。
- 民間薬、漢方薬として、風邪、咳、腹痛、冷え症、新陳代謝機能の衰えなどに使われる。
- 生薬
- ショウガの根茎を用い、生姜(しょうきょう)と呼ぶ。
- 辛み成分のジンゲロンやショウガオールには殺菌効果がある。
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