- ヨーロッパ南部から西アジアの原産で、紀元前から栽培されていたという古い歴史をもつ。
- 花期は日本では10〜11月。
- 花は直径約3cmで、黄色い葯(やく)と、まっ赤な雌蕊がよく目立つ。
- 雌蕊は糸のように細く、3つに分かれている。
- この雌蕊を採集して乾燥させたものが、高価な香辛料として市場に出る。
- 1gのサフランを得るために、乾燥した雌蕊約400本を必要とする。
- この雌蕊がスペイン料理パエリアの鮮やかな色と香りのもとになる。
- サフランは高価なため、安価な着色料で代用される場合もある。
- 薬用
- 雌蕊10本ぐらいをカップに入れ、熱湯を注いで5分ぐらいおくと、濃い黄色になる。
- これを飲用すると、鎮静、生理不順などに良いとされる。
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