植物 |
大手鞠 |
おおでまり
Japanese Snowball |
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- 関東以西の各地、朝鮮半島南部、台湾、中国などに分布するヤブデマリの園芸品種で、アジサイに似た大きな球形の白い花を咲かせ、テマリバナ(手毬花)ともいう。
- 庭に植えられるが、江戸時代に書かれた貝原益軒の「花譜」(1694)(江戸時代中期)に記載があるので、それ以前から栽培されていたものと思われる。
- 欧米でもJapanese Snowballとよばれ、庭木や切り花用に広く栽培される。
- 花期は5〜6月。
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- 藪手毬(ヤブデマリ)
- 野生種のヤブデマリはコチョウジュ(胡蝶樹)ともよばれるが、これは花序の周辺部だけが装飾花で、5裂した花冠の1片だけが極端に小さく、モンシロチョウのように見えるため。
- 装飾花はよく目立ち、中央部の両性花に昆虫を誘う役目をもっている。
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■ヤブデマリ 高崎市染色植物園(群馬県高崎市)
2010/6/1 |
2010.07.09 |
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