植物 |
水芭蕉 |
みずばしょう |
- 山の雪解けとともに一斉に開花するサトイモ科の多年草。
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- 北海道、本州(兵庫県以北)の雪深い山地の樹林内や湿原に大群落をつくる。
- 5〜7月、地表の雪が消えるとすぐに、地下の根茎から高さ20cmぐらいの花序を出す。
- 白い花弁のようにみえるのは、仏炎苞と呼ばれる部分。
- 花はその中心の黄色い棒のような花軸(肉穂花序)につく。
- 和名の由来は葉の印象による。
- 花が終わると葉はどんどん大きくなり、長楕円形で長さ1m近くにもなる。
- この葉からバショウを連想し、水辺に咲くことから水芭蕉と名がつけられた。
- 尾瀬沼(群馬県・福島県・新潟県)、長野県長野市の鬼無里(きなさ)や戸隠(とがくし)、福島県雄国沼(おぐにぬま)(北塩原村)などの大群落は有名。
- ミズバショウの根茎、茎や葉を傷つけると悪臭が出る。
- 北アメリカには仏炎苞が黄色いアメリカミズバショウが自生するが、これにはスカンク・イエロー・キャベッジ(Skunk yellow cabbage)の英名が付けられている。
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