植物
赤松 あかまつ
Japanese Red Pine
  • 最も普通にみられるマツ科の常緑高木。
  • 樹皮が赤褐色なのでこの名がある。
  • 北海道南部、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国東北部に分布する。
  • 高さ20〜30m、幹の直径は1.5mになる。
  • 樹皮は亀甲状に裂けてはがれ落ちる。
  • 雌花が成熟すると、「松ぼっくり」といわれる球果になり、種子が生長して散布されるまでには2〜3年かかる。
  • 明るい場所を好み、乾燥に強く、尾根(おね)などのやせた土地にも生えるので、本州内陸部の平地で自然林を伐採したあとには、アカマツの多い二次林ができやすい。
  • マツタケが生えるのは主としてアカマツ林。
  • 燃料や建築材として使われ、太平洋戦争中には根株が松根油(しょうこんゆ)の原料にもなった。
  • 観賞用として庭に植えられ、盆栽にもされる。
    • 葉に白い斑(ふ)が入る白髪松(しらがまつ)、葉に黄色の斑が規則的に入り、枝が蛇の目傘のようにみえる蛇の目松(じゃのめまつ)、基部で幹が分かれ、傘のような樹形になる多行松(たぎょうしょう)など、多くの園芸品種がある。
  • 日本三景の一つ、宮城県松島の松はアカマツ。
  • 参考:エンカルタ2007
あがたの森公園(長野県松本市)

2010/5/25
■今はない万休院の舞鶴松(山梨県北杜市)

2007/4/24
■「松ぼっくり」


2004/8/10,2010/5/25
2010.06.23

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