小野妹子
おののいもこ
飛鳥時代
の外交官。
生没年不詳。
607(推古15)年、
遣隋使
の正使(中心となる使者)として中国に渡る。
隋
の煬帝と会見して「日出づる処
(ひいづるところ)
の天子」で始まる国書を渡したが、日本の対等な外交姿勢に煬帝は不機嫌になる。
煬帝は日本への国書を持たせた、妹子は途中で
百済
人に奪われたといって朝廷に提出しなかった。
これは内容を察して破棄した、と考えられている。
異例の大徳(
冠位十二階
中の第1階目)にのぼった。
2010.2.11
My Dictionary
閉じる