人物
いわさきちひろ
  • 童画家、絵本作家。
  • 1918(大正7)年〜1974(昭和49)年
  • 水彩のぼかしを使った子どもの絵で有名。
  • 女優、タレントの黒柳徹子による、1981(昭和56)年出版(当時48)で戦後最大のベストセラー本 (2011時点)である、自伝エッセイ『窓ぎわのトットちゃん』の表紙の絵および挿絵はすべていわさきちひろによるもの。
    • いわさきちひろは既に亡くなっており、元々ある絵の中から選んで掲載された。
    • ちひろの絵はトットちゃんの世界観を支える重要な要素となった。
■いわさきちひろのモニュメントがある城山公園(長野県松本市)

2011/5/31
■移築されたいわさきちひろの黒姫山荘 黒姫童話館(長野県信濃町)

2007/8/16
ちひろ美術館・東京(東京都練馬区)

2004/11/25
安曇野ちひろ美術館(長野県松川村)

2004/8/16
2011.08.10/2010.02.05
いわさきちひろ年表
西暦 年代 いわさきちひろ-出来事 日本-出来事 世界-出来事
1918 大正
  • 1918(大正7)福井県武生市(たけふし)に生まれる。
  • 第1次世界大戦終結
1919
  • 1919(大正8) 東京に移る。以後、東京で育つ。
1923
1935 昭和
  • 高等女学校在学中よりデッサンや油彩画を学ぶ。
1939
1941
  • 1941 日本海軍がハワイ真珠湾に奇襲攻撃を行なった。
1945
  • 第2次世界大戦後に丸木俊(丸木夫妻の「原爆の図」シリーズが有名・俊は夫人)に師事する。
  • 第2次世界大戦終結
  • 1940年代の後半から児童出版美術の仕事をするようになり、紙芝居や絵の雑誌、絵本の世界で活躍する。
1946
  • 1946(昭和21) 人民新聞の記者になり、記事とともに挿絵などを描く。
  • 1946 日本共産党に入る。
1947
  • 1947(昭和22) 前衛美術会の創立に参加する。
    • 日本美術会、日本童画会に所属する。
1950
  • 1950(昭和25) 後に日本共産党衆議院議員となる松本善明(ぜんめい)と結婚する。(いわさき/岩崎は旧姓)
1965
  • 60年代後半から、物語主導ではない絵本の世界を追求し、子供の微妙な心理をテーマに、絵主導の絵本を制作するようになる。
1974
  • 1974(昭和49) 肝ガンのため55歳で死去。
1977
  • 1977(昭和52) 東京都練馬区のアトリエ跡に「いわさきちひろ絵本美術館」が開館する。
1997 平成
2002
  • 2002(平成14) 東京の「いわさきちひろ絵本美術館」が「ちひろ美術館・東京」として建て替えられてオープンする。

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