- 1251〜1284
- 父は北条時頼で、母は北条重時の娘。
- 1274年、北九州に襲来したモンゴル(元)軍を撃退した(文永の役)。(→モンゴル襲来)
- 蒙古の再来襲に備えて博多湾沿岸に石築地(いしついじ:防塁)を築き、非御家人を軍役に動員して防衛を強化する。
- 1281年(弘安4)、再び襲来してきたモンゴル軍をしりぞけた(弘安の役)。
- 2度のモンゴル襲来を通じて、幕府は非御家人を軍事動員する権限を獲得、幕府の支配はひろく西国一帯に及び、事実上の全国政権になる。
- 時宗は禅に傾倒して高僧に師事、1279年には無学祖元を中国から招いて円覚寺(えんがくじ)(神奈川県鎌倉市)を開いた。
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