役行者
えんのぎょうじゃ
7世紀末から8世紀初め
(飛鳥時代末期)
に実在した、役氏の出身で
修験道
の祖とされる呪術師
(じゅじゅつし)
。
生没年不詳。
多くの奇跡を起こしたと伝えられるため、架空の人物とする人もあるが、平安時代初期の「
続日本紀
」
(しょくにほんぎ)
の記事に流罪になったとあることから実在した人物と考えられている。
伝説は時代とともに誇張されていった。
「続日本紀」によると、699(文武3)年に妖術
(ようじゅつ)
を使って民衆を惑わしていると弟子の韓国広足
(からくにのひろたり)
から訴えられたため、伊豆に
流刑
となった。
参考:エンカルタ2007
関連
流刑地の
伊豆大島
(東京都大島町)
関連HP
役行者霊蹟札所会
2010.08.18
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