歴史
咸臨丸 かんりんまる
  • 日本軍艦として初めて太平洋横断に成功した船。
  • 長さ49m、幅約8.5m、100馬力の蒸気機関と3本のマストを持った木造の帆船。
  • 幕末期に江戸幕府がオランダから購入した。
  • 沿革
    • 1857年オランダから長崎に到着。
      • はじめ長崎の海軍伝習所の練習艦として使われた。
    • 1860年(万延元)日米修好通商条約の批准書交換のために渡米した新見(しんみ)正興ら遣米使節の護衛艦となった。
      • 軍艦奉行木村喜毅(よしたけ)、艦長勝海舟以下日本人90人余に、米測量船のブルック船長以下11名が便乗した。
      • ブルックの技術に助けられながらも、約1カ月の航海でアメリカに到着した。
      • 民間に払い下げられ輸送船として使われたのち、1872(明治5)年に北海道で座礁し廃船になったという。
  • 参考:エンカルタ2007
関連
  • アメリカ派遣使節団として咸臨丸に乗船した福沢諭吉
■咸臨丸の模型・・・墨田区役所(東京都墨田区)

2010/12/19
2011.05.16

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