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地質時代
新生代 しんせいだい
Cenozoic Era
  • 地質時代区分のうち、最後の約6500万年前から現在までを指す。
  • 第三紀(約6500万年〜約164万年前)と第四紀(約164万年前〜)に区分される。
  • 気候
    • 新生代の初めは、地球は温暖な気候であったが、第三紀の後半から寒冷化し、南極大陸には氷床が発達していく。
    • 第三紀末には、北半球の大陸にも広く氷床が発達する。
    • 約100万年前の第四紀半ばには氷河時代を迎え、約1万年前まで続く。
  • 地形
    • 中生代に分裂を開始した超大陸パンゲアの解体が進むとともに、分裂した大陸が衝突を開始し、アルプス、ヒマラヤ山脈などが形成された。
    • 日本は、アジア大陸から分離して弧状列島となり、日本海ができた。
      • 第四紀には、日本列島の現在の地形がつくられたが、寒冷化の厳しい時期には、海面が120m以上も下がり、近海の比較的浅い海域は陸続きとなっていた。
  • 生物
    • 新生代は、哺乳類の時代といわれるくらい、哺乳類と鳥類、被子植物が発展した。
    • 中生代に全盛だった大型の爬虫類の多くは絶滅し、哺乳類の種が増加して大型のものが登場した。
    • 人類の祖先となる種は、第三紀の後半には誕生して進化してきたと考えられるようになっている。
  • 参考:エンカルタ2007
2011.06.23