伊勢海老 |
いせえび
Japanese Spiny Lobster |
- 日本近海に分布する、食用として重要な体長20〜30cmほどのエビ。
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- はさみをもたない。
- 本州の千葉県辺りを北限として、南は台湾辺りまでの太平洋岸に生息するが、日本海側にはほとんどいない。
- 昔から、姿形が美しいことから祝い膳の席に用いられてきた。
- イセエビは、英語では単にロブスターと呼ばれることもあるが、本来のロブスターはウミザリガニともいうように、大きなはさみをもち、棘(とげ)もない別種。
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- 語源
- 伊勢海老の名称が初めて記された文献は、戦国期の公家(くげ)、山科言継(やましな ときつぐ)の日記である1566年の『言継卿記』(ときつぐきょうき)であると考えられているという。
- 伊勢がイセエビの主産地の一つとされていたことに加え、磯に多くいることから「イソエビ」と呼ばれていた、姿形が鎧をまとった武士を連想させ、「威勢がいい」を意味する縁起物として武家に好まれていたことから、などの説があるという。
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関連 |
- イセエビ水揚げ高日本一で、伊勢海美(いせえび)の登録商標がある大原漁港・・・千葉県いすみ市
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関連HP |
市場魚貝類図鑑
・・・イセエビ
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2012.01.28 |