- 州
- コスラエ、チューク(トラック)、ポンペイ(ポナペ)、ヤップの4州に分かれる。
- 島
- おもな島はコスラエ島、チューク諸島、ポンペイ島、ヤップ島。
- 島の多くは、海岸線を美しいサンゴ礁に囲まれている。
- 大きな島々には河川もあるが、水処理施設がない。
- そのため、飲料水の唯一の供給源は集水域に集められた雨水だけ。
- 小さな環礁では水不足がとくに深刻で、住民はココナッツミルク(→ ココヤシ)を飲料水の代用にしている。
- 首都
- 宗教
- 言語
- 公用語
- チューク語、ポナペ語など約10のミクロネシア系の言語が話される。
- 輸出品
- 政治
- 歴史
- 16世紀(日本-戦国時代〜安土桃山時代)、スペイン人がヨーロッパ人として初めて到来。
- 19世紀中ごろ(日本-幕末)、カトリック宣教師の布教活動が盛んに行われるようになった。
- 1899(明治32)年、アメリカ・スペイン戦争でスペインが敗れた結果、スペインはカロリン諸島などをドイツに売却し、ドイツの統治下に入った。第1次世界大戦中に日本が占領し、戦後はマーシャル諸島やマリアナ諸島とともに国際連盟委任統治領として日本の施政下におかれた。
- 第2次世界大戦後の1947(昭和22)年、国連信託統治領の一部となり、アメリカ合衆国の施政下に入った。
- 1979(昭和54)年、信託統治領太平洋諸島を構成していたコスラエ、トラック、ポナペ、ヤップがミクロネシア連邦を結成し、自治政府を発足させた。
- 1986(昭和61)年、アメリカとの自由連合協定が発効して独立、完全な内政自治権と外交権を獲得するが、防衛はアメリカに委任された。
- 1990(平成2)年、国連安全保障理事会により正式に信託統治領の地位を解かれた。
- 1991(平成3)年、国連に加盟。
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