- 中国ではキリスト教布教が自由化された1860年代から反キリスト教運動の仇教(きゅうきょう)運動が盛んになる。
- さらに1895(明治28)年の日清戦争終了後、イギリス、ロシア、フランス、ドイツ、日本などの帝国主義列強が、中国の本格的分割に乗り出した。
- また、列強諸国の安い物産が中国市場に流入して、農民をはじめ中国民衆の生活を圧迫しはじめた。
- このため排外感情はいっそう強くなっていった。
- 山東省では従来から、義和拳、梅花拳などの拳法を身につけた農民が、村落の自衛組織を作っていた。
- やがて列強の保護を受けて入ってきたキリスト教勢力と対抗することになる。
- 1900(明治33)年、義和団事件が起き、鎮圧されて義和団運動は終息する。
|