2008.06.25 |
- 若者たちの手で復活する舞
- ささら獅子舞
- ふるさと芸能めぐり
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- 雄大な自然に囲まれた多摩川源流の郷。
- 五穀豊穣を祈願して祇園祭に奉納される「ささら獅子舞」。
- 現・東京都青梅市沢井から1760(宝暦9)年(江戸時代中期)に伝わった角兵衛流とされる。
- 頭にチャボの羽根をつけた黒、茶、朱色の獅子3頭と、刀を携えた白刃役2人、古来伝わる民俗楽器「ささら」を奏でる花笠役4人が1組となり、2日間村を練り歩く。
- 伝えられた舞は12種類。
- しかし、近年は後継者の不足により『幣(へい)がかり』『白刃』『帯がかり』の3つの舞しか行われていなかった。
- 「今年は若手が中心となり、『獅子子隠し』『笹がかり』『花がかり』が復活する予定です」と保存会会長(72)。
- 先達(せんだつ・せんだち)たちの話や文献をひもとき、不明な部分には新しい解釈を交えたという。
- 「花笠役も男性が習わしでしたが、今では若い女の子が担っています」
- 時代の流れとともに変化を遂げながら、伝統は脈々と受け継がれてゆく。
- 今年は7月12、13日。
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朝日新聞 |