大名屋敷 だいみょうやしき
  • 上・中・下屋敷が1657(明暦3)年(江戸時代前期)の大火以降に整備された。
  • 上屋敷(かみやしき)
    • 藩主やその家族が住む居屋敷として、江戸城周辺におかれた。
  • 中屋敷(なかやしき)
    • 隠居や嗣子の住む屋敷として、江戸城の外堀の内側におかれた。
    • 上屋敷が罹災したときの予備。
  • 下屋敷(しもやしき)
    • 国もとから送られてくる物資の荷揚げや蔵として海辺や川辺におかれたり、避難用として江戸近郊におかれた。
    • また庭園を築いて別荘としても利用された。
  • 品川には下屋敷が多く見られた。
    • 戸越屋敷
      • 1662(寛文2)に細川分家の熊本新田藩の細川利重が拝領したのが始まりで、その後様々な藩主の手に渡り、現在は戸越公園になっている。

品川歴史館(東京都品川区)資料