- 寛政年間(1789-1800)(江戸時代中期)の頃、江戸で焼き芋が流行し、川越の名物であるサツマイモが多く運ばれた。
- 川越が江戸から約13里(1里=約4km)の距離にあったことから「九里四里うまい十三里」(くり(栗)よりうまいじゅうさんり)とその味を賞されたという。
- 明治の初めに、この芋を菓子にしたのが1783(天明3)年(江戸時代中期)創業の「亀屋」の5代目。
- 鉋(かんな)で薄く削ったイモにゴマをつけて焼いてから糖蜜をつけて煎餅(せんべい)にした。
- 「初雁焼き」と名付け、川越の新名物として広まる。
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