埼玉県川越市
初雁焼き はつかりやき
  • 寛政年間(1789-1800)(江戸時代中期)の頃、江戸で焼き芋が流行し、川越の名物であるサツマイモが多く運ばれた。
    • 川越が江戸から約13里(1里=約4km)の距離にあったことから「九里四里うまい十三里」(くり(栗)よりうまいじゅうさんり)とその味を賞されたという。
  • 明治の初めに、この芋を菓子にしたのが1783(天明3)年(江戸時代中期)創業の「亀屋」の5代目。
    • (かんな)で薄く削ったイモにゴマをつけて焼いてから糖蜜をつけて煎餅(せんべい)にした。
    • 「初雁焼き」と名付け、川越の新名物として広まる。
  • 朝日新聞 2007.3.16 「逸品ものがたり」より

2008/10/18
関連HP
亀屋
2010.07.18

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