大分県
峯入り
六郷満山峯入り行
みねいり
ろくごうまんざんみねいりぎょう
  • 大分県北東部の国東(くにさき)半島一帯で10年に一度行われる山岳修行。
  • 六郷満山は、国東半島の天台宗寺院群の総称。
  • 平安時代、六郷満山寺院を開いた仁聞菩薩(にんもんぼさつ)が半島を巡ったのが起源とされる。
    • 江戸時代に途絶えたが、1959(昭和34)年に復活した。
    • 一般の参加者も若干名募集している。
  • 150kmを4日間かけ、仁聞菩薩の修行の足跡を辿りながら峰々を越え、仁聞菩薩ゆかりの寺院や祠、約60か所を参拝して廻る。
    • 白装束(しろしょうぞく)にわらじ、錫杖(しゃくじょう)を持って1日約40km歩き、国東半島を一周する。
    • 現在、一部はトレッキングコースになっている。
  • 行程
    • 出発前日に御許山(おもとさん・宇佐市)(宇佐神宮の奥宮・大元(おおもと)神社)で、行程の安全を祈る護摩である開白護摩(かいびゃくごま)を行う。
    • 豊後高田市(ぶんごたかだし)の熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)が出発地で、国東市(くにさきし)の両子寺(ふたごじ)が最終地。
    • 2010(平成22)年の場合、3月30日から4月4日まで行われた。
  • 断崖の上にある無明橋(豊後高田市)を渡る場面は、幾度かテレビで紹介された。
関連HP
国東市商工観光課
・・・六郷満山、悟りの道をゆく
豊後高田市観光協会
・・・六郷満山
2010.04.21

My Dictionary