気象 |
カスリーン台風 |
かすりーんたいふう
Kathleen |
- 1947(昭和22)年9月に発生し、東北地方から関東地方にかけて大きな被害を与えた台風。
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- カスリン台風、キャサリン台風ともいう。
- 当時の日本はGHQによる占領下にあり、台風の名はアメリカと同じようにA、B、C順に女性の名前がつけられていた。
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- 被害は岩手県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都に及んだ。
- 台風自体はそれほど大きくない規模だったが、雨量が多く、利根川、荒川などの堤防の決壊による浸水、土石流による建物の崩壊など、大きな人的・物的被害を与え、戦後の記録的台風に数えられる。
- 死者1077名、行方不明者853名、負傷者1547名、住宅損壊、浸水、耕地流出などで40万人が罹災した。
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■この場所が決壊したカスリーン公園(埼玉県加須市)
2010/5/4 |
■カスリーン台風による利根川の決壊によって形が変わった高須賀池(埼玉県加須市)
2010/4/8 |
2010.06.05 |
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