東日本大震災
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震 |
ひがしにほんだいしんさい
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へいせいにじゅうさんねん
とうほくちほうたいへいようおきじしん
The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake |
- 2011(平成23)年3月11日金曜日、午後2時46分頃、太平洋三陸沖を震源として発生した、近代日本において最も影響を及ぼすことになった地震と、それによって起きた津波による大災害。
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- 名称
- 気象庁は同日「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名。
- テレビ局など、最も多く使われている通称は「東日本大震災」、他に「東日本大地震」など。
- 4月1日、政府はこの震災を東日本大震災とすることを発表した。
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- 太平洋の沖合で同時に3つの地震が発生した。
- 地震後の津波、津波によって引き起こされた東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町・双葉町)の炉心溶融による放射能漏れ事故という三重の災害となる。
- 被害は津波が押し寄せた東北地方の太平洋沿岸に集中している。
- 津波の高さは最大20mに達したと推定されている。(4階建てビルの屋上まで達したところもあった。)
- 地震の被害よりも津波の被害が甚大だった。
- 被害は、東北地方の岩手県、宮城県、福島県に集中している。
- 死者・行方不明者は1都1道10県にわたっている。
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- 液状化
- コンビナート火災
- 自粛
- 東京において
- 上野公園での飲食を伴った花見の自粛が求められた。
- 多摩地域では奥多摩町を除いてすべての花火大会が中止された。
- 多くの春まつり、夏まつりが中止された。
- 風評
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- 暫定的被害
- 2011.04.25時点
- 死者1万4340人
- 行方不明者1万1889人
- 津波により町ごと壊滅している場所もあるため、行方不明かどうかわからない人も多数いると思われる。
- 避難者13万910人
- 2011.07.11時点
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- アメリカの9・11になぞらえて3・11(さんいちいち)と呼ぶこともある。
- 3・11から半年経った2011(平成23)年9月11日(日曜日)、10年経った9・11とからめて、あの日から変わったアメリカと日本という視点で、テレビ各局が番組を放送した。
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経過 |
- 3月11日(金)(当日)
- 都心では多くの鉄道路線が終日運転中止になり、多くの帰宅難民が発生。
- 徒歩では帰れない人を受け入れるため公共施設などが開放された。
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- 3月13日(日)(3日目)
- 福島第一原子力発電所(福島県大熊町(まち))の破損が顕在化する。
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- 3月14日(月)(4日目)
- 計画停電始まる。
- 終日各局報道特別番組が続く。
- 民放はCMなしで放送されていたが、夕方からACジャパンのCMが目立ち始める。
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- 3月15日(火)(5日目)
- 民放の昼間の情報番組は通常枠のまま、災害情報に限定して放送される。
- テレビ東京が災害情報を表示するL字画面で通常番組を流し始める。
- 夜7時から日本テレビのみL字画面の通常番組。
- 夜9時からフジテレビがドラマを放送。
- 6基ある原子炉の内、3基で不具合が発生。
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- 3月19日(土)(9日目)
- 茨城県でホウレンソウと牛乳から暫定基準値以上(震災前は基準値がなかった)の放射線検出される。
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- 3月20日(日)(10日目)
- NHK教育テレビは震災発生当初は総合テレビと同一内容を放送。
- その後、被災者の安否情報を放送。
- 次第に、通常の番組を一部放送するが、障害者と震災のような、震災を踏まえた内容だった。
- ACのCMに震災用のCMが見られるようになる。
- 従来のACのCMでも、一部に何度も何度も流されて耳障りだと苦情があったというCM最後の「エーシー」の声が消されているものが出てきた。
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- 3月21日(月)(春分の日)(11日目)
- NHK連続テレビ小説「てっぱん」、フジテレビの「笑っていいとも」が1週間ぶりに放送が再開する。
- フジテレビ「SMAP X SMAP」が特別番組を放送する。
- 暫定基準値以上の放射性物質が検出されたため一部の県のホウレンソウ、牛乳などが出荷停止を指示される。
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- 4月4日(月)(25日目)
- 日本テレビ「スッキリ!!」内の「天の声」コーナー(南海キャンディーズ山里亮太(やまさとりょうた)が匿名の”謎の男”という設定)が3週間ぶりに復活(コーナー進行の雰囲気が自粛モードに合わないためだったと思われる)
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- 4月12日(火)(33日目)
- 原子力安全・保安院は、福島第一原発の事故の国際評価レベルを従来5から最悪の7に引き上げたことを発表。
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関連 |
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関連HP |
共同通信社 東日本大震災 |
47NEWS 東日本大震災 |
東京都青梅市での様子 |
- 直接大きな物的被害のなかった東京都下でこのありさまでは、いつか来るといわれる東京直下地震が起きたら、いったいどんな惨状になるのか。
- 品薄状態は、不安感による急激な購買(商品の数自体は通常と同じだという)と、計画停電を含めた物流の乱れのためだという。
- ガソリンは製油所の地震による一時的な閉鎖のためもあったらしい。
- 品薄状態は約2週間でほぼ収束したが、その後も品揃えの不安定感は残る。
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■2011/3/16(震災6日目) |
◆青梅市初の計画停電の様子
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■2011/3/17(震災7日目) |
◆給油券を手に入れた人のみ並ぶことができるガソリンスタンド。
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◆米や、すぐ食べることができるパンはまったくない。
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◆ラーメン類
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■2011/3/18(震災8日目) |
◆スーパーマーケット開店前の行列
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◆昨日は在庫があった牛乳の棚
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2011.03.20/22 |
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