歴史
前九年の役
ぜんくねんのえき
平安時代中期、東北地方で起きた戦乱。
1051〜1062(永承6〜康平5)年に、安倍氏と源氏・清原氏の間で戦われた。
中央政府から俘囚
(ふしゅう)
と呼ばれた蝦夷
(えぞ)
の人たちが多く住んでいた土地で、そこは蝦夷による一種の自治領とされ、中央政府への貢物さえ欠かさなければ、干渉されない慣習ができていた。
その土地を統括していた安倍氏は貢納を滞らせるようになり、また勢力も伸ばし始めていたため、中央政府が兵を送り込んだ。
強大な兵力を持っていた安倍氏だったが、滅ぼされることになる。
参考:エンカルタ2007
関連
源頼義
2011.03.07
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