シベリア抑留 |
しべりあ よくりゅう |
- 第2次世界大戦の終了後(1945(昭和20)年)、旧ソ連が占領した満州(中国東北部)、北朝鮮、千島列島、樺太(現、ロシア・サハリン)にいた軍人、軍関係者、一般人が強制連行され、各地の収容所に拘禁されたこと。
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- 約60万人が抑留されたといわれているが、詳細はいまだにわかっていない。
- 抑留者はシベリア・外モンゴル・中央アジア、ウクライナなどの約1000カ所の収容所に分散され、強制労働をさせられた。
- 劣悪な生活環境、食料不足、寒気、重労働のため、6万〜7万人が亡くなったといわれる。
- 抑留はポツダム宣言などの、日本兵の帰還を約束する条項に違反するものだった。
- その後、旧ソ連は帰還の促進を図ったが、1959(昭和34)年に引き揚げの完了を宣言した。
- しかし、いまだ約37万人が帰っていないと見られ、未解決の問題となっている。
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■抑留についての展示がある歴史の里(長野県松本市)
2007/7/27 |
■抑留についての展示がある平和祈念展示資料館(東京都新宿区)
2006/12/1 |
2011/01/07 |
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