天球儀
てんきゅうぎ
Armillary sphere
地球を取り巻く空を一つの球に見立て、星や星座、天の赤道や黄道、時圏、等赤緯線などを描き表し、天体の出没や高度・方位など、実際の天球での諸現象を読み取れるようにした装置。
球の内側から見るようには作れないので、天球の外から見た天球の状況を球面に描く。
日周運動の状況、あるいは季節など適当な条件を与えれば時刻を読み取ることもできる。
かつてはヨーロッパなどで天文学上の実用器機として、また芸術品としても盛んに製作された。
日本でも江戸時代に最初の天球儀が作られた。
参考:YAHOO!百科事典
■江戸時代の天球儀・・・
自然を見る技
国立科学博物館日本館
(東京都台東区)
2011/2/16
2011.07.11
My Dictionary
閉じる