- 現在では、笹竹に飾りや、願いを書いた短冊(たんざく)を吊るす。
- 歴史:
- 中国の星の伝説に由来する。
- 織女(しょくじょ)星(琴座のベガ)と牽牛(けんぎゅう)星(鷲座のアルタイル)の伝説。
- 天の川(あまのがわ)のほとりで機織りに励む女を天帝がかわいがり、牽牛と夫婦にした。
- しかし、女は結婚生活を楽しみ、機を織らなくなった。
- 怒った天帝は川をはさんで夫婦を分け、1年に1度だけ逢うことを許した。
- この伝説は日本や朝鮮に伝わった。
- 万葉集には七夕を題材にした歌が130首以上ある。
- 牽牛を彦星(ひこぼし)、織女を「たなばたつめ」(棚機を織る女)、「たなばた」と詠んでいる。
- 背景には、当時、夫婦は別々に暮らし、男性が女性のもとに通う結婚形式が一般的だったことがある。
- 江戸時代に幕府が五節句の一つとし、織女は「織り姫さま」と崇められるようになった。
- 有名な七夕祭り
- 仙台市(宮城県)
- 東北三大祭の一つとして数えられる。
- 他の東北三大祭:
- 「青森のねぶた」(青森県青森市・弘前市など)
- 「秋田の竿燈」(秋田県秋田市)
- 歴史:
- 江戸時代には祭りが行われていた。
- 現在の祭りの始まりは1927年(昭和2)から。
- その後、盛衰があり、現在のように華やかになったのは第二次世界大戦後。
- 公式HP→仙台七夕まつり (2007.08時点)
- 平塚市(神奈川県)
- 1951年(昭和26)に、仙台七夕を参考にして始まった。
- 関連HP→湘南ひらつか(平塚市観光協会) (2007.08時点)
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