歴史
大逆事件
たいぎゃくじけん
1910(明治43)年、
明治天皇
の暗殺を計画として多数の社会主義者・無政府主義者が検挙され、
大逆罪
により処刑された弾圧事件。
幸徳事件ともいう。
大逆罪とは、天皇、皇后、皇太子に対して危害を加えた場合は死刑に処す、というもの。
大逆罪に問われたものは他にいくつかあるが、一般的に大逆事件といったらこの事件を指す。
幸徳秋水
や秋水と同棲していた新聞記者・運動家でもあった菅野
(かんの)
スガら、12名が処刑された。
戦後
、捜査の捏造や大多数の被告が無関係だったことが明らかになったが、1967(昭和42)年、最高裁判所は再審請求を棄却した。
2011.07.23/
2009.12.05
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