節分 |
せつぶん |
- 現在は2月3日に固定されている、豆まきの行事で知られる日。
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- もとは、それぞれの季節が終わる日である、立春、立夏、立秋、立冬の前日をいった。
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- 節分の行事である豆まきのおもな習わし
- 「福は内、鬼は外」と叫んで枡(ます)に入れた豆を屋内にまく。
- 父親が紙で作った鬼の面をかぶって、子供が豆をまく、ということもある。
- 豆を自分の歳の数だけ食べる。
- 近年は、部屋が散らかることを嫌って豆を袋に包んだりする家庭もあるという。
- というより、この行事を行わない家庭の方が多いかもしれない。
- セリフを叫んで外に聞こえることも嫌われている。
- 有名寺院で有名人を呼んで豆まきの行事が行われている。
- 21世紀に入った頃、節分の日に恵方巻きを食べる、という関西の行事が全国に急速にひろまった。
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- 歴史
- 鬼を追い払う行事は中国が源流で、「続日本紀」に記されている。
- 節分に豆で邪鬼をはらう行事が室町時代の京都で行われたことが1425(応永32)年(室町時代中期)の記録にある。
- 1447(文安4)年(室町時代中期)の頃には、立春前夜に家ごとに豆をまき、「鬼は外、福は内」と唱えたとしるされている。
- 江戸時代になると、春を迎える厄払いの行事として諸国の神社や家庭にひろまった。
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■高幡不動尊での豆まき(東京都日野市) 動画
2011/2/3 |
2011.03.06 |