歴史 |
鎖国 |
さこく |
- 江戸幕府がキリシタン禁制を徹底させるために日本人の海外交通を禁止し、外交を独占して貿易を統制・管理しようとした政策。
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- また、その政策による国際的な孤立状態も指す。
- 他の国でも時代により鎖国政策をとったところがある。
- 対抗勢力・反対勢力が外国から軍事的・政治的援助を受けないようにさせ、これらと思想的に結ぶことも避けられたため、幕府が権力を確立し、安定させるのにきわめて有効だった。
- 鎖国によって国際的な孤立状態を保てたのは、当時の世界交通の中で東南アジアが辺境で、アジア大陸からも海で隔てられた日本の地理的条件が大きかった。
- 西洋列強によって東南アジアの植民地が再編成され、蒸気機関の採用などで船舶の航行能力が高まったとき、この状態が揺らいでいった。
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- 第2代将軍、徳川秀忠によって始まり、第3代将軍の徳川家光によって完成した。
- 1853年(江戸時代末期)のアメリカのペリーによる黒船来航により鎖国は解除せざるをえなくなっていく。
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*2010.11.14 |