- 7月の誕生石。
- 赤色の原因は、わずかに含まれるクロムによる。
- 赤の色合いが淡いものはピンクサファイアとして区別し、濃いものをルビーとする。
- 表面に丸みをつけるカボション・カットにすると、スター効果といって、星状に光彩の出るものがある。
- これはスタールビーとよばれ、珍重される。
- スター効果は、成分中にルチルのごく細かい針状の結晶が含まれているためにおきる。
- ミャンマー、タイ、カンボジア、スリランカ、タンザニアなどがおもな産地。
- 最高級のルビーは、ミャンマーのモゴーク地域から産出するもので、ピジョン・ブラッド(ハトの血)と呼ばれる。
- ルビーは比較的簡単に合成ができ、宝石とは別に、時計や精密機器の軸受などに使われる。
- 物理的・化学的性質が安定していることから、1960(昭和35)年、初めてレーザーの素子に使われた。
- ルビーを動作媒質とする固体レーザーはルビーレーザーと呼ばれる。
|