歴史
律令制
りつりょうせい
中国を中心とする、日本を含む東アジア世界で行われた政治制度。
律は刑法
、
令はそれ以外の行政上必要な諸法規の集成
で、この法体系を機軸に国家の諸制度が整えられ、政治支配の体制が形成されたので、その体制を律令制と呼ぶ。
中国では
南北朝
以後
清朝
に至るまで歴代王朝が律令を持ったが、日本では古代において、中国から継承したこの法体系が政治支配の基本として独自の役割を担ったので、7世紀後半
(飛鳥時代)
から10世紀頃
(平安時代前中期)
までを、とくに律令制の時代、もしくは律令時代と呼んでいる。
参考:YAHOO!百科事典
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国府
国分寺
2010.07.14
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