| 歴史 | 
        
          | 国府 | こくふ | 
    
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        古代の日本の律令制の下、国ごとに設置された地方行政を行う官庁。 | 
    
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            国衙(こくが)と都市部分に分かれる。
            国衙:
            
              約200m四方の場所。
              中央から派遣された地方行政官である国司が政務や儀式を行った。
              政庁・学校・正倉(しょうそう)(税としての穀物を貯蔵する)・兵器庫などがあった。
            都市部分:
            
              国衙以外の都市域。
              この部分だけを国府という場合もある。
              国衙の職員とその家族・僧・一般民などの住宅地。
            国衙と都市部分の規模は最大で900m四方ほどで、周囲に土塁をめぐらし、その周辺に国分寺・国分尼寺などをおいた。
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      | 関連 | 
    
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            山梨県甲府市・・・甲斐の国府が名の由来
            東京都府中市・・・武蔵国の国府が名の由来
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      | *2016.10.01 |