- 「辣」とは熱を伴う辛さのこと。
- 中国料理、麻婆豆腐や担担麺などの四川料理(しせん・・・)の調味料、薬味として用いられる。
- 日本でラー油を使う(つける)もっとも有名な料理は焼き餃子。
- 安価なラー油の場合、唐辛子を使わず色素と香辛料で色と辛さを似せて作っている場合もある。
- 中国のラー油
- 油で熱した際の焦げた唐辛子などの薬味が器の底に沈んだまま提供されている。
- 中国人はその薬味とともにラー油をすくって料理に使用するケースが多い。
- 日本のラー油
- 2000年代中頃(平成17年頃)まで油成分のみのラー油が主流だった。
- ブレイクした食べるラー油
- 辛さは控えめで具材が入ったもの。
- ブームの前段階として「石垣島ラー油」「くめじまラー油」などの沖縄系ラー油がマスコミでとり上げられ、一部で人気があった。
- 2009(平成21)年、株式会社桃屋が食べるラー油「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を発売して人気となる。
- 2010(平成22)年、エスビー食品株式会社が対抗して「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」を発売。
- スーパーマーケットなどで品薄状態が続く大ブームとなった。
- 食品各社も続いて同様な商品を発売した。
- 「食べるラー油」は2010(平成22)年度の新語・流行語大賞のトップテンに入賞し表彰された。
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