植物
栃の木 とちのき
  • 山地に自生する、高さ15〜30mになる、とちのき科の落葉高木。
  • 北海道〜九州までに分布。
  • 公園、街路樹などでも見かける。
  • 5月頃、枝先に長さ20cmをこえる大きな円錐花序をたて、白い花がびっしりとつく。
  • 利用
    • 果実の中の種子は光沢のある赤褐色で、多量のデンプンを含み、東北地方などでは、すりつぶして、とち餅に使う。
    • 花は良質な蜜源となり、材は家具、楽器、建築材に用いる。
    • トチノキの大きな葉で、ちまきやかしわ餅を包む地方もある。
  • 近縁種にはパリの並木道で有名なマロニエがあり、和名をセイヨウトチノキという。
    • バルカン半島が原産で、中部ヨーロッパの都市では街路樹、公園樹などによく植えられ、大木に育っている。
  • 参考:エンカルタ2007
あがたの森公園(長野県松本市)

2010/5/25
2010.05.26

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