植物 |
三椏 |
みつまた
Paper Bush |
- 樹皮に強い繊維があって、和紙の原料となる落葉低木。
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- 高さは2mほど。
- 中国南部からヒマラヤにかけて分布する。
- 和名のミツマタは、夏ごろ、その年に出た枝端が急に3つに分かれる、という特徴による。
- 日本には室町時代または江戸時代の慶長年間(1596〜1615)(安土桃山〜江戸時代初期)に渡来したといわれる。
- ミツマタの繊維は繊細で、強度や弾力性に富み、光沢もあり、長さも機械抄紙(しょうし・繊維をすくいとって紙をつくる)が可能。
- そのため、紙幣や証書類、株券、地図用紙など、高級紙料として用いられる。
- 芳香があり、庭木や切り花としても用いられ、世界各地の庭園でも観賞用に広く栽培されている。
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■水鳥の池(国営昭和記念公園)(東京都立川市)
2011/4/13 |
■高崎市染色植物園(群馬県高崎市)
2010/6/1 |
■軽井沢町植物園(長野県軽井沢町)
2010/5/29 |
2010.06.29 |
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