植物
シクラメン Cyclamen
  • 日本ではクリスマス正月用に人気のサクラソウ科の球根植物。
  • 地中海東部沿岸地方の原産。
  • 日本には明治末期に渡来した。
  • ヨーロッパではほぼ1年中出回っているが、日本では年末から春にかけての鉢物として生産され、鉢花のなかでは生産量はトップを占めている。
    • 花の色には赤、桃、藤、白色などがある。
  • 日本で最も一般的なのは、パーシカム(またはペルシクム)で、白または種々の色合いの赤い花を17cmほどの茎の上につける。
    • この系統は「パーシカム咲き」と呼ばれ、多数の園芸品種を生み出している。
  • 従来、シクラメンには香りがなかったが、2001(平成13)年、埼玉県農林総合研究センター園芸支所(Wikipediaでは1996(平成8)年、中央農業総合研究センター)が、栽培種では世界で初めて、よい香りのするシクラメンの育成に成功した。
    • この品種はバイオテクノロジーを活用して、芳香のある野生種と栽培種を交配するなどしてつくられ、形態は従来の栽培種と同じで、花弁からはバラやヒヤシンスのような香りをはなつ。
    • これは1975(昭和50)年、布施明の歌『シクラメンのかほり(小椋佳作詞・作曲)がヒットしたことによってシクラメンの香りに対する要望の高まりが背景にあった。
  • シクラメンの歌♪
    • 「シクラメンのかほり」(1975(昭和50)年)・・・試聴(No.5)YouTube
  • 参考:エンカルタ2007/Wikipedia
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2011.04.08

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