山本周五郎
やまもと しゅうごろう
昭和期の小説家
1903(明治36)年〜1967(昭和42)年
封建時代を舞台に耐え忍ぶ女性の美しさを主題にした短編連作「日本婦道記」
(1943(昭和18)年〜1945(昭和20)年)
で
直木賞
に選ばれたが、受賞を辞退した。
以後も、あらゆる文学賞を拒否し、どのグループにも属さないという立場を守った。
江戸時代を舞台に、組織や権力に抵抗する庶民や弱者への共感に満ちた作品を発表した。
代表作
1956(昭和31)
『樅ノ木は残った』
伊達
(だて)
騒動を扱う。
1958(昭和33)年
『赤ひげ診療譚
(たん)
』
江戸の下層民を治療しながら人生や愛について学んでいく若い医者の物語
1960(昭和35)年
『青べか物語』
漁師町を舞台に庶民の姿を描いた自伝的小説
■『赤ひげ診療譚』の舞台になった小石川養生所があった
小石川植物園
(東京都文京区)
2010/7/23
■山本周五郎文学碑
平和観音
(山梨県韮崎市)
2010/1/3
2010.7.24
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