ウェストン  Walter Weston
  • 日本近代登山の父」と呼ばれるイギリスの宣教師。
  • 1861(幕末)〜1940(昭和15)
  • 1896(明治29)年にイギリス・ロンドンで出版した『日本アルプス・登山と探検』で世界に紹介した。
  • 日本山岳会の結成にも尽力した。
  • 毎年6月第1日曜に山岳会有志による上高地(長野県松本市)でウェストン祭が開かれている。
    • 日本各地の山にも登っているので、各地でウェストン祭が行われている。
上高地のウェストン碑(長野県松本市)

2005/8/22
烏川渓谷緑地のウェストンの胸像(長野県安曇野市)

2006/5/25
関連HP
社団法人日本山岳会
AllAbout>旅行>国内旅行・レジャー>信州>新緑が美しいウェストン祭
2010.06.22
ウェストンの年表
西暦 日本-年代 ウェストン-出来事 世界-出来事
1861 江戸
  • 1861年 イギリス、ダービーに生まれる。
明治
  • 青年時代から兄と共にアルプスを歩き、マッターホルンなどに登った。
1888
  • 1888年(明治21) ケンブリッジ大学卒業後、この年、キリスト教の宣教師として来日。
    • 神戸の教会の牧師として活動しながら、九州や信州の山々に登った。
    • 穂高岳と笠ヶ岳については外国人として最初の登山者といわれている。
1892
  • 1902年(明治35) 再来日し、1905年まで滞在。
1896
  • 1896年(明治29) 一旦帰国し、この年に日本滞在中の登山の経験をまとめた「日本アルプスの登山と探検」をロンドンで出版した。
    • 「日本アルプス」を初めて世界に紹介したもので、湿潤な日本の気候がつくる原生林と渓谷の美しさは本場のアルプスに勝るとした。
1905
  • 1905年(明治38) 小島烏水(こじまうすい)らとともに日本山岳会を結成、のちに山岳会初の名誉会員となる。
1912 大正
  • 1912年(大正元) 再来日し、1914年まで滞在。
1914 第1次世界大戦、勃発
1917
  • 1917年(大正6) 日本アルプスを紹介した功績が認められ、イギリス地学協会からバック・グランド賞が贈られた。
1918 11月 第1次世界大戦、終結
1937 昭和
  • 1937年(昭和12) ウェストンの功績を讃えて、彼がこよなく愛した上高地に記念碑がつくられた。
1939 9月1日 第2次世界大戦、始まる。
1940
  • 1940年(昭和15) ウェストン、没。

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