大久保彦左衛門
おおくぼひこざえもん
江戸時代
初期の
旗本
。
彦左衛門は通称。
1560〜1639
彦左衛門の晩年は、時代が泰平に向かって動いた時期。
そんな中、彦左衛門には、島原の乱を鎮圧して得意げな老中松平信綱を、戦場での軍法の扱いを知らないとやりこめたなど、多くの逸話がのこされている。
江戸時代から明治にかけて講談や歌舞伎にとりあげられて演劇的に脚色され、映画にも登場するなど、庶民の共感を呼ぶ人物に作られていった。
実像からかけはなれ、魚屋一心太助を従えて庶民を助け、将軍、老中、大大名へも意見し、3代将軍
徳川家光
から公認された
天下のご意見番
として受け取られている。
関連HP
天下のご意見番、大久保彦左衛門
(愛知県幸田町(こうたちょう)HPページ)
■
明治大学博物館
の向かい側にある大久保彦左衛門屋敷跡の碑
(東京都千代田区)
2009/10/19
2010.2.8
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