那須与一
なすのよいち
弓矢の名手
として知られる
鎌倉時代
前期の武将。
実在していたかは確証がない。
与一は通称で、本名は那須宗隆(宗高)。
十一男で、十一を意味する十に余る一を与一と呼んでいた。
1185年(文治
(ぶんじ)
元年)の屋島の戦で、海に浮かぶ平氏方の船の上の的を馬の上から一矢で命中させ、敵味方に関わらず称賛された、という話が「
平家物語
」に登場する。
後にこの場面が能や狂言に取り上げられたことによって有名になる。
■那須与一とともに「三与一」と呼ばれた浅利与一義成の像
シルクの里公園
(山梨県中央市)
2007/4/12
2010.2.8
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