村野藤吾 |
むらの とうご |
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- 1891年(明治24)-1984年(昭和59)
- モダニズムを基調としながらも、古典主義的な様式を取り入れた折衷的なデザインが特徴だという。
- 1953年(昭和28)の世界平和記念聖堂(広島県広島市中区)は、2006年(平成18)に、戦後の建築物として初めて国の重要文化財に指定された。
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村野藤吾に関する記事 |
- 2007.08.27 朝日新聞
- 早大の名建築 消えゆく 村野藤吾設計の文学部校舎 耐震不足・・・11月に解体
- 戦後日本を代表する建築家の一人、村野藤吾が設計した早稲田大学文学部校舎(東京都新宿区)(1962年(昭和37)完成)の主要部分が、姿を消そうとしている。
- OBの村上春樹さんの「ノルウェイの森」には「中庭ではヘルメットをかぶった女子学生が・・・立て看板を書いていた」という描写もある。
- 「西洋の列柱広場と日本の石庭を合体させた中庭に村野の思想が集約されている。
- 校舎には署名作家の陶壁や大理石のモザイク画もあり、総合的な芸術空間だ。建て替えで統一性が失われないようにしてほしい」と同学部の美術史教授。
- 「教育環境の改善を最も重視した。モザイク画や手すりなどは調査の上、残せるものは残したい。校舎のデザインについても、現在のイメージを継承できるものにしていきたい」と早稲田大学広報室。
- 「建物を学校にお渡しする際、お願いしたいことは、建物を大事にしてもらいたいということです・・・関係者の情が、建物に値打ちを与えます」と村野は完成当時の「早稲田学報」で語った。
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関連HP |
村野藤吾研究会 |
■村野藤吾設計 1975(昭和50)年 小山敬三美術館(長野県小諸市)
2008/8/29 |
■村野藤吾設計 1980(昭和55)年 八ヶ岳美術館(長野県原村)
2006/5/30 |
2010.7.19 |
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