北里柴三郎
きた
さ
と しばさぶろう
ペスト菌
を発見した、明治から大正時代の細菌学者。
1852-1931年(昭和6)
1885年(明治18)から8年間、ドイツに留学し、ドイツの細菌学者
コッホ
に師事した。
留学中に
破傷風
の菌を発見し、治療する血清療法を確立した。
1892年(明治25)、
福沢諭吉
の援助で伝染病研究所を創立。
1894年(明治27)、香港で大流行したペストの研究に政府により派遣される。
フランスの
パスツール研究所
の細菌学者イェルサンと同時期にペスト菌を発見する。
1914年(大正3)、研究所が文部省の監督下におかれたのに反対し、職員全員とともに辞職。
私財を投じて北里研究所を創設した。
関連HP
北里柴三郎記念室
(東京都港区 北里研究所内)
2010.2.9
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