パラグライダー |
Paraglider |
- 布製の四角い巨大な翼(キャノピー)から下がる多数のひも(サスペンションライン)の端についたブランコ(ハーネス)に乗り空中を散歩する、スカイスポーツのひとつ。
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- 国際航空連盟(FAI)のカテゴリーではハンググライダーの一種に分類されている。
- 斜面にひろげたキャノピーをひもで操作しながら風に向かって走り、キャノピーの前縁にある空気穴から空気を送り込んで布を翼にすると体が浮揚する。
- 空中ではひもの操作で左にも右にもターンできS字、あるいは8の字飛行や360度旋回もできる。
- この操作で山の斜面上昇風や地面の暖まりやすいところに発生する熱上昇風にのって高度を維持、補強して滞空時間を延ばす。
- 競技としては、
- (1)滞空の最長時間を競う
- (2)一定時間ぴったりに着陸する
- (3)着陸地点に設置した大きな的をねらって降下する
- (4)地上に設置した複数の通過目標点上空を経由して遠くに飛んだり、出発地に帰着する所要時間を競う
- (5)一定の長距離区間を早くフライトする
- (6)最長距離フライトを競う、など。
- 平地からでも楽に飛翔できる動力式のモーターパラグライダーもある。
- パラグライダーの発祥地はフランス。
- 1978(昭和53)年、スカイダイバーがダイビング用パラシュートで飛び降りたのが始まりという。
- 翌年にはクラブもでき、アルプス周辺のスイス、ドイツ、オーストリア、イタリアなどに広まった。
- 日本には1980(昭和55-)年代に移入され、1989(平成元)年の第1回世界選手権(オーストリア)には12人が参加した。
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関連 |
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関連HP |
NPO法人日本パラグライダー協会 |
■木崎湖(長野県大町市)
2020/5/30 |
■立川防災航空祭(東京都立川市) 動画
2011/10/23 |
2011.10.11 |
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