ライフライン lifeline
(和製英語)
  • 日本での意味は、大規模災害のときに、その被害が問題となる生活に必須なインフラ設備。
  • 電気・ガス・水道等の公共公益設備や電話やインターネット等の通信設備、各種物品を搬出入する運送や人の移動に用いる鉄道等の物流機関など、都市機能を維持し人々が日常生活を送る上で必須の諸設備をなどを指す。
  • 一般的に英語のlifelineは、元来、救命胴衣や救命浮き輪に結ばれたロープ、船乗りと船をつなぐロープ、潜水夫につながれたロープなど命綱のこと、または、ある物事が存続するための前提となるものを指す。
  • 1995(平成7)年の阪神・淡路大震災以降、この言葉が多く使われるようになった。
    • それ以前では「生活線」または「生命線」と表現されてきた語の置き替え、また現代社会における意味合いを付加した用語であると考えられるという。
    • 「生命線」という言葉は日本の軍国時代には、軍事的、領土的意味で使われた。
  • アメリカにおけるライフラインは、自分の住まいで日常生活を送っている高齢者や病人が、突然具合が悪くなったり身動きが取れない事態に陥った際、自分自身で緊急に救護施設を呼び出す電話サービスや設備、もしくはサービスを行なう会社名を言う。
  • 参考:Wikipedia
2011.10.25

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