旧約聖書
きゅうやくせいしょ
ユダヤ教
および
キリスト教
の正典。
イスラム教
においてもその一部(モーセ五書、詩篇)が啓典とされている。
「旧約聖書」という呼称は旧約の成就
(じょうじゅ)
としての「新約聖書」を持つキリスト教の立場からのもので、ユダヤ教ではこれが唯一の「聖書」とされる。
そのためユダヤ教では旧約聖書とは呼ばれず、ヘブライ語聖書と呼ばれる。
その大部分は
ヘブライ語
で記述され、一部にアラム語が用いられている。
かつては世界最古の文献と信じられていた。
キリスト教の2大潮流で構成が若干異なるものが用いられている。
カトリック教会
ユダヤ教の聖書以外の7つの書物と、ユダヤ教の聖書中のいくつかの書物への付録を含む。
これらの追加された書物のいくつかは、新約聖書同様、最初からギリシャ語で書かれたものである。
これ以外の書物と付録部分を「第二正典」とよび、日本では「旧約聖書続編」ともよんでいる。
プロテスタント諸派
ユダヤ教の聖書と同じで39巻に限られる。
これ以外の書物と付録部分を「外典」(アポクリファ)とよぶ。
関連
聖書
参考:Wikipedia/エンカルタ2007
*2011.09.23
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