宗教・仏教
袈裟
けさ
僧の着衣。
起源
インドの仏教教団で、僧に3種類の衣服の着用を定めていた。
それは、欲心を離れて修行していることを示す意味で華美なものは避け、にごった色の、拾った布を縫い合わせて作る決まりだった。
袈裟という語は、この「にごった色」を表す
サンスクリット
のカシャーヤの音写。
中国や日本に伝わり、僧の着衣自体を神聖視するようになると、作り方は従来通りの小さな布を合わせる方法をとっていても、金銀の糸布を使った華美なものも生じるようになった。
種類も五条・七条の正式の袈裟から、絡子
(らくす)
・輪
(わ)
袈裟などの略用まで様々であり、各宗派によっても違う。
参考:エンカルタ2007
関連HP
法衣・袈裟〜楽蔵屋法衣店のネット通販【ウェブ法衣】
(ほうえ/ほうい)
■日蓮が袈裟をかけたという伝説がある「袈裟掛けの松」
洗足池
(東京都大田区)
2009/4/5
2011.01.31
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