河童 |
かっぱ |
|
- 姿
- 頭には人間と同じに毛がはえているが、頭頂部は「お皿」とよばれる毛がない平らな部分があり、ここが乾くと弱る。
- 子どもなどの頭髪スタイルである「おかっぱ」はここから来ている。
- 口には嘴(くちばし)がある。
- 手足には水掻き(みずかき)がある。
- 腕は伸縮自在だが抜けやすい。
- 背中には亀のように甲羅がある。
- キュウリが大好物。
- 水の中に人を引き込む悪さをすることもあれば、人を助ける伝説も残っている。
- ことわざ
- 「河童の川流れ」泳ぎの得意な河童が溺れることから、得意な人でも失敗することがある、という意味。
- 同じ意味のことわざで、「弘法も筆のあやまり」「猿も木から落ちる」というのがある。
- 「かっぱ」だが河童ではないもの
- レインコートを表すかっぱ(合羽)は、河童からではなく、ポルトガル語の外套を表すcapaからだという。
- 「簡単だ、平気だ」という意味の「へのかっぱ」は「木っ端の火」からで、木っ端には火が簡単に着くからだという。
- しかし、河童は水の中にいるので屁をしても勢いがないことから、「取るに足らない事」をいうようになった、ということから使われるようになったという説もあるらしい。
|
■かっぱ河太郎像 合羽橋(東京都台東区)
2010/8/28 |
■横十間川親水公園(東京都江東区)
2007/5/4 |
■おもしろかっぱ館(長野県駒ヶ根市)
2007/4/21 |
2010.9.20 |
|