漢詩
かんし
中国
の古い
詩
。
漢詩の形式には、
古詩
、
律詩
、
絶句
などがある。
律詩は8句、絶句は4句からなり、古詩には句数の制限はない。
句
には五言と七言(一言とは漢字1字をいう)があり、それぞれ五言絶句、七言絶句、五言律詩、七言律詩などと呼ばれる。
日本人がその形式に沿ってつくった詩も漢詩と呼ぶ。
孟浩然
(もうこうねん)
の有名な「春暁
(しゅんぎょう)
」(春眠不覚暁/処処聞啼鳥/夜来風雨声/花落知多少)は五言で4句なので五言絶句。
李白
の「黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之
(ゆ)
くを送る」(故人西辞黄鶴楼/煙花三月下揚州/孤帆遠影碧空尽/唯見長江天際流)は七言で4句だから七言絶句。
参考:エンカルタ2007
関連
村名が漢詩「泰山丘阜」に由来する長野県
泰阜村
関連HP
全日本漢詩連盟
2012.07.22
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