- ジャイロコプター、ジャイロプレーンとも呼ばれるが、これらは商標名である
- 揚力をヘリコプターのようなローターでつくり、推力は飛行機のようにプロペラで発生させる
- ウイング(翼)は短いかまったくない
- 前進飛行することにより、ローターは風車のように自動的に回転する
- オートジャイロのローターは、ヘリコプターとは異なり、一般には飛行中でもエンジンと連結していない離陸するときにエンジンから動力を得るものもあるが、飛行中もエンジンと連結しているものは、ジャイロダインと呼んでいる
- ローターが回転するとき、機体の両サイドにあるブレードは、片側が前方へ、片側が後方へ動き、これによって前進飛行でさらに揚力がつくられていく
- 急角度で上昇や下降ができる
- 離陸や着陸が狭い飛行場でもできるが、垂直に上昇や下降を行うことや、ヘリコプターのようにひとところでの空中停止はできない
- 1930年代(日本-昭和時代初期)には、軍隊の連絡機、郵便物の運搬、様々な調査観測などに使われ、農業用としても使用された
- 今日では、ほとんどヘリコプターにとってかわられたが、スポーツ機、自家用機としては愛用されている
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