二・二六事件
ににろくじけん
(一般的には、にーにーろくじけん)
1936年(昭和11)2月26日の大雪の朝に、
天皇
を中心とした政治体制を目指した「陸軍皇道派」の青年将校たちが起こした
クーデター
。
大蔵大臣の
高橋是清
、内大臣、教育総監、首相と誤認された秘書らが殺害される。
当初、陸軍はクーデター軍に同情をみせたが、2日後の28日に天皇の意思による「奉勅命令」が発せられ、司令部がクーデター軍を包囲して武装解除した。
軍法会議により18名が死刑になった。
これにより、皇道派が一掃され、陸軍が実権を握った集権体制が築かれていくことになる。
■
二・二六事件慰霊像
(東京都渋谷区)
2009/4/11
■殺害された高橋是清の移築された屋敷
江戸東京たてもの園
(東京都小金井市)
2005/8/6
2010.02.08
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